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寛解導入法
寛解とは白血病の症状が減るということです。
体内には約1兆にも及ぶ白血病細胞があります。この中には必ずしもいい細胞ばかりとは限らないので悪い細胞よりいい細胞のほうが増殖することで白血病の症状は緩和されたり完全になくなるようになります。
寛解導入法は1週間程度点滴を入れそして3〜4週間の期間で抗がん剤治療を行います。治療を始めると抗がん剤が効き始め副作用により赤血球・白血球・血小板の数値が低下していきます。
発熱により感染症の疑いが考えられる場合、抗生剤を投与します。
赤血球や白血球が低下してきた場合には、赤血球輸血や血小板輸血で低下を防ぎます。フィラデルフィアが陽性の患者さんにはグリベッドという薬を使用します。
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寛解導入法をする場合に使用する薬剤
エンドキサン、ダウノマイシン、オンコビン、ロイナーゼ、プレドニン
寛解導入法を行い、完全寛解と判断された場合、白血病の細胞を取り除く為、寛解導入法をさらに繰り返します。副作用がでる可能性もありますので慎重に行わなければいけません。
治療は無菌室で行われ職員以外の方は原則として直接話をするようなことはできずガラス越しでの会話や電話でのお話になります。
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