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慢性骨髄性白血病
慢性骨髄性白血病とい病名が発見されたのは、1849年です。
慢性骨髄性白血病とは造血幹細胞が、がんになる病気のことで10万人に一人の割合でがんになると報告されております。
急性期と慢性期で治療方法は異なり、
「急性期」の場合ですと弱い白血病の細胞が爆発的に増殖し、急性白血病と誤診するようなこともありますので注意が必要です。
「慢性期」の場合ですと白血球の種類が多種多様にわたりかなりの数で形成されております。
慢性骨髄性白血病は血球を作る造血管細胞ががん化したものです。
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メカニズム
慢性骨髄性白血病になるメカニズムとしては正常な造血幹細胞の染色体が組み替えられ癌になっていきます。癌になる主な原因として近年考えられているのは、BCR−ABLという遺伝子と考えられています。
症 状
慢性骨髄性白血病になった場合の主な症状としては、日常生活では殆ど気づくことがないくらい、体調に変化が現れれることはありませんが、空腹時の際やご飯をたくさん食べているわけではないのにお腹がはったような感じを受けたり、少し体がだるいかも?と首をかしげる程度です。
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とてもゆっくりと進行する為、症状というものは殆ど感じません。
この症状を感じない時期のことを慢性期といいます。5年程度経過すると容態が一変しますので今度は急性白血病になります。殆どの場合、健康診断で発見されることが多いです。
早期発見するためにも
いつも一緒にいる家族や友人も全く気づかないので定期的に健康診断を受けることをお勧めします。
慢性骨髄性白血病検査
検査方法としては、問診と触診から入り、特に問題がなければ終わりですが、白血病の疑いがあれば、次に血液検査と骨髄検査をします。
血液検査では様々な種類の白血球が発見されます。その次は超音波検査です。超音波をあて、はねかえってきた音波で大きさ等を割り出します。
骨髄検査
骨髄検査では骨髄穿刺、骨髄生検をおこないます。
慢性骨髄性白血病になる方の殆どがフィラデルフィア染色体の細胞に入り異常なたんぱく質を作り続けるのです。これは血液検査でもわかることがあります。
慢性骨髄性白血病治療
治療方法には下記のような判断で決定します。
- 年齢が50歳以下か以上か
- ドナーがあるかないか
- 薬物療法を実施
- 効果の判定
- 抗がん剤の検討