小児白血病初期症状
小児白血病の初期症状は、特有のはっきりとわかるものではありません。そのために、早期発見が何よりも大切になります。例えば発熱や頭痛があり、病気というよりも風邪や体調不良の一般的な症状に似ています。
このために、こども自身はもちろん、両親も全く気づかないことがあります。
小児白血病の初期症状はこのようにわかりにくいために、例えば風邪が長引いていると思って医療機関で受診したところ、がんの可能性が指摘され、検査をした結果病気が発覚することも少なくありません。
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さらに、その時点で発症からどれくらいの期間が経過しているかを検査するのですが、数ヶ月前にすでに発症していたということもよくあります。
特に多いのが発熱
小児白血病の初期症状を個別に見ていくと、まずは発熱があります。
高熱が続くということは少なく、微熱が起こったり収まったりを繰り返すこともあります。
ですから、他の症状も合わせて、何が原因かをいちはやくはっきりさせることが大切です。医療の現場では、原因がはっきりしない発熱を不明熱と呼び、不明熱の原因の中でも、がんは1割以下となっています。
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頭痛の種類
もう一つ、主な症状として頭痛があります。これも、例えば脳に腫瘍がある場合の激しい頭痛とは違い、体調不良から来る軽い頭痛に近いです。
微熱も合わせて、これといった原因もないのに熱や頭痛が長期間続く場合は、その原因をはっきりさせることが早期発見につながります。他にも、リンパ節の腫れはよくおこります。
これもウイルス感染や風邪で起こる症状と似ており、首のまわり、耳の後ろなどが腫れます。